こんにちは!整理収納アドバイザーの田中まきこです。
9月も中頃だというのに、日中はまだまだ暑い日が続きますね。
でも、大丈夫。ここから少しづつ涼しい日が増えていきますよ♪
そんな季節の変わり目の9月中旬~10月中旬までに行うとスッキリ気持ちいい!肌着の見直しをご紹介します。
3年以上手放さない!汚肌着が続出する原因
某下着メーカーの下着の処分タイミングのアンケート調査では、
「半年程度で捨てる2.3%」「半年から1年で下着を捨てる12.7%」「1~3年で捨てる41.0%」「3年以上で捨てる44.0%」という結果が得られているそうです。
肌着は人から見える衣類ではありませんし、「着れるか・着れないか?」と判断すると、ついつい長く愛用しがちですね。しかし、古い肌着や下着をいつまでも使っている人は、肌着の役割として最も重要な「汗の吸収率」が低下していることにも注意が必要です。
この夏、ぜんぜん汗をかかなかった。という人は少ないはず。
洗っても落ちない臭いや「黄ばみ」「色褪せ」で悩んでいるという人もいるのではないでしょうか?
肌着に使われる化学繊維は、製造されてから約2~3年で寿命をむかえると言われています。
また、綿は洗濯機を使う事によっても劣化を起こします。
「吸水性が落ちたように感じる・・」
「質感が前とは違うな・・」
と感じたら、その肌着はもう寿命を迎えているのかもしれません。
夏の終わりだからこそわかることがある!
なにを隠そう!私は1年に1回肌着・下着を買い換えています。内側にブラパットがついているユニクロのエアリズムという、キャミソールがとても快適で愛用しているのですが、
夏もそろそろ終わる9月の下旬ごろになると、外出先でひどく臭ってしまった経験が何度もありました。
洗い立てのタイミングだと鼻を付けて確認しても、臭わない・・なのに、着用後に汗をかくと臭うのです。
まったく原因がわからず、その時は、「体臭がかわったのか?」「生乾きだったのか?」とすごく悩み、ボディソープを変えたり柔軟剤を変えたりと様々なことを試したのですが、
しかし、同じことが毎年起こるうちに、
臭うエアリズムは購入から2~3年以上経っているモノばかりだということに気づきました。
前年度の夏に蓄積された皮脂の臭いが、秋ごろにピークで臭ってしまうのだと気づいてからは、
わたしの肌着買い替えサイクルは、すっかり「毎年の秋」のタイミングになったのです。
これは、あくまで私の例なので、買い替えサイクルは人によって違うと思います。
ただ、入れ替えのルールが自由な状態よりも、「毎年の秋」と決める方が私にとっては楽ですし、なによりも臭いを気にせずに生活を送れるのは何よりも安心感があります♪
肌着の見直し5つの法則
ここからは、肌着の見直しがしやすい環境を作るための「5つの法則」をご紹介します。
- 肌着自体をあまり持たない
- セットの下着を把握する
- 3年に一度買い換えてもいい予算を決める
- ダイエットグッツに注意
- あと1回履いたら捨てよう・・はムリ!
①肌着自体をあまり持たない
先ほど、「1年に1回買い換えている」と書きましたが、それができる理由の一つに、「肌着自体をあまり持たない」という私の価値観があります。
もちろん、モノの量は人によって違いますので、これは例としてお伝えすると、私自身は、どんなに忙しく、毎日洗濯ができなかったとしても、肌着は4セットあれば、どうにかなります。
毎年、何十枚も肌着を買い換えるのであれば労力もコストも非常に大変ですが、4セットだけなら、わりと気軽に買い換えることができます。
②セットの下着を把握する
下着には、普段使いとテンションを上げたい時に着る「勝負下着」と言われるアイテムもありますよね。
私も通常使い以外に+3セットこれらの下着を持っていますが、あまり使わないので、使ったら手洗いして2年くらい大切に使っています。3セットだけでも、そこそこ肌着選びも楽しめて、快適な肌着環境だと感じています。
とくに大切な肌着は、ぎゅうぎゅうに押し込んでしまうと、形が変わってしまうこともします。
「大切にできる量」であることがとても重要です。
③3年に一度買い換えてもいい予算を決める
肌着は安いモノから高いモノまでピンキリです。
だからこそ、高価な肌着は、多少の黄ばみや臭いがしても、手放せないという方も多いのでは?
整理収納の理論では、「高価なモノは捨てにくい」という心理があるとお伝えしています。
購入時の値段を考えて捨てられないと感じる方は、購入の際に「3年以内に処分できるかな?」と自分と相談しながら購入を決めることがおすすめです。
④ダイエットグッツに注意
普段の肌着以外に、意外と多いのが「ダイエット目的の肌着」です。
コルセットのようなモノや、肩や腰を強制するモノ、引き締める効果のあるストレッチタイプのモノもあります。
つらい食事制限に比べて、ダイエット目的の肌着は装着だけで済むということもあり、広告などで見かけるとつい欲しくなってしまいますが、同じようなモノを何個も持っている場合は意識を少し変えた方が良さそうです。
購入ボタンを押す際には、今あるダイエット目的の肌着では、どうして物足りないと感じるのだろうか?
新しい肌着を購入したら、古いモノは捨ててもいいと思えるか?と考えてみてくださいね。
⑤あと1回着たら捨てよう・・はムリ!
肌着の引き出しを整理していると、「あと1回は着れるかもしれない」と思えるようなモノもあると思います。
ただ、実際は「あと1回履いたら捨てよう」と心に決めても、脱いだ時には忘れてしまい、
「せっかく洗濯したのだから、もう一回・・」と、ズルズルと見直すことができずに生活を送ってしまうケースも多いものです。
肌着を見直す際には、不透明な袋用意するのがおススメです!
不透明な袋を片手に持ち、不要だと感じた肌着はその場で手放していきましょう。
袋を縛ったら、いつもの燃えないゴミに袋ごと入れてしまえば、外から肌着が見えることはありません。
ズルズルと先延ばしにしてしまう人は、ぜひ不透明な袋の調達からしてみてはいかがでしょうか。
おわりに
お洋服と違い、「大切にしていればいつまでも使える」というわけにはいかない「肌着」。
ぜひこのブログを通して、自分と肌着との良い関係を見つけてみてくださいね!
最後までお読みいただきありがとうございました。