３年以上手放さない！汚肌着の方続出の原因

みなさんは肌着を、どのようなタイミングで見直し、手放していますか？

某下着メーカーの下着の処分タイミングのアンケート調査では、
「半年程度で捨てる2.3％」「半年から1年で下着を捨てる12.7％」「1～3年で捨てる41.0％」「3年以上で捨てる44.0％」という結果が得られているそうです。

肌着は人から見える衣類ではありませんし、
「着れるか・着れないか？」と判断すると、ついつい長く愛用しがちですね。

しかし、
古い肌着や下着をいつまでも使っている人は注意が必要なことがあります。
それが、肌着の役割として最も重要な「汗の吸収」です。

この夏、ぜんぜん汗をかかなかった。という人は少ないはず。

雑菌などが増殖し「洗っても落ちない臭い」や「黄ばみ」「色褪せ」で悩んでいるという人もいるのではないでしょうか？

肌着に使われる化学繊維は、製造されてから約2～3年で寿命をむかえると言われています。
これは、「製造日」からという意味ですので、使い始めてからではない点に注意が必要ですね。

また、綿は洗濯を使う事によっても劣化を起こします。

「吸水性が落ちたように感じる・・」
「肌着をつけているのに、服が匂う・・」
「質感が前とは違うな・・」

と感じたら、
その肌着はもう寿命を迎えているのかもしれません。
早めに新しいモノを探し始めて、入れ替えの準備をするようにしてくださいね。

夏の終わりだからこそわかることがある！

なにを隠そう！私は１年に１回肌着・下着を買い換えています。

内側にブラパットがついているユニクロのエアリズムという、キャミソールが快適で
私は非常に愛用しているのですが、

夏もそろそろ終わる9月の下旬ごろになると、外出先でひどく臭ってしまった経験が何度かありました。

洗い立てのタイミングだと鼻を付けて確認しても、臭わない・・

なのに、着用後に汗をかくと・・ぷ～ん

まったく原因がわからず、
その時は、「体臭がかわったのか？」「生乾きだったのか？」とすごく悩んでいました。

しかし、同じことが何度か起こるうちに、
臭うエアリズムは購入から２年以上経っているモノばかりだということに気づきました。

慌てて持っていたエアリズムをすべて処分して、すぐに新しいエアリズムを買いに走ったのを覚えています。

前年度の夏に蓄積された皮脂の臭いが、秋ごろにピークで臭うのだと気づいてからは、
わたしの肌着買い替えサイクルは、すっかり「毎年の秋」のタイミングになったわけですが、

これは、あくまで私の例なので、サイクルは人によって違うと思います。

ただ、入れ替えのルールが自由な状態よりも、
「毎年の秋」と決める方が、わたしにとっては楽ですし、なによりも安心した生活を送れています♪

たくさん所持しないということ

先ほど、「１年に１回買い換えている」と書きましたが、
それができる理由の一つに、「肌着自体をあまり持たない」という私の価値観があります。

もちろん、モノの量は人によって違いますので、これは例としてお伝えすると、

私自身は、
どんなに忙しく、毎日洗濯ができなかったとしても、肌着は４セットあれば、どうにかなります。
毎年、何十枚も肌着を買い換えるのであれば
労力もコストも非常に大変ですが、

４セットだけなら、わりと気軽に買い換えることができます。

ちなみに、上記とは別で
「テンションを上げたい時に着る」「補正下着だから毎日つけない」という勝負下着と言われるアイテムもありますよね。

私も通常使い以外に＋3セット、これらの肌着を持っていますが、
そちらはあまり使わないので、使ったら手洗いして２年くらい大切に使っています。

それを含めても７セット。

７セットあれば、そこそこ肌着選びも楽しめて、快適な肌着環境だと感じています。

もし、大切な肌着を、ぎゅうぎゅうに押し込んで閉まっている。という方がいたら、
「自分に必要は枚数はどれくらいだろう」と考えてみてくださいね。

肌着は消耗品！だからこそ枚数管理をしよう！

お洋服と違い、大切にしていればいつまでも使える。というわけにはいかない「肌着」。

高級な肌着を購入している人は、処分にためらうかもしれませんが、
「どうして良い下着を買うのか？」一度冷静になって考えてみましょう。

「プロポーションのため？」「お肌のため？」

すべては、「自信のある自分でいるため」ではないでしょうか。
寿命を迎えた肌着をいつまでも身につけているのは、本来の目的からそれてしまっていないか？？

たまに、ふと冷静に立ち止まることも必要です。

ぜひこのブログを通して、自分と肌着との良い関係を見つけてみてくださいね！

記事投稿者

田中まきこ

整理収納アドバイザー１級/２級認定講師

整理収納サービス「personalliving整理収納」の代表。主に東京・埼玉で活動し、個人宅への出張サポートの他、整理収納アドバイザーの育成にも力を入れている。2021から整理収納フェスティバル事務局広報を担当し、たくさんの方へ整理収納を届けたいと発信活動を開始。また2023年より「いい夫婦の片付け研究所」を立ち上げ、現代人の生活環境と晩婚化や少子高齢化問題について研究を行っている。